TCLのテレビは液晶テレビでかつデジタル放送を受信するためのテレビであるため、対処法については、テレビ側の問題と受信ケーブル側の2つが考えられます。
テレビ側の問題において多いのは受信時にテレビの情報をやり取りするb-casカードの接続部分の他受信ケーブル接合部分に問題があるケースが多いです。
なおケーブルの接合部の問題については、解決法があるケースと無いケースがあります。
あるケースにおいては接点部分を再結合したり、結合部分の金属のごみを取ったり、金属を磨いてあげることで解決しますがそれに該当しない場合問題解決は修理しかないです。
またカード部分もカード部分の読み取り端子金属のごみを掃除機で吸い取るしか掃除するすべがないため、問題解決はカードより取り部の交換になるケースも多いです。
今回はTCLのテレビがつかない時のパターン別対処法を紹介していきます。
TCLのテレビの主電源を確認する方法
TCLのテレビの主電源を確認する方法は、背面にあるコンセント接合部分にコンセントを入れて全面パネルにある電源ボタンが点灯するかどうかを確認します。
この時、全面パネルの電源ボタンが点灯しない場合、残念ながら、TCLのテレビは故障しており、電源が通電せず、テレビとしての設定ができません。
その為、まず確認することは、コンセントを指してから電源ボタンが点灯するかどうかを確認することが重要です。
なお、稀にですが、主電源ケーブルの接合部分がテレビ側の接合部分とかみ合いが甘く接触不良というケースで液晶テレビ本体の電源ランプが点灯しないケースもあります。
この場合、接触不良を改善させることが望ましいのですが、これは素人ではどうしようもないので新品の場合交換を依頼するのが望ましいです。
ケーブルだけを交換すればよいので本体自体をTCL側の修理工場に送る必要性は無いはずです。
ケーブルだけの交換を望むということでサポートに対応してもらうのが良いでしょう。
絶対に確認すべく点は、まずコンセント入れてから電源ランプが点灯するかどうかです。
ここが点灯しない場合、新品の場合返品対象になり、使用品であれば修理対象になります。
修理対象の場合、TCLにて修理を依頼するか、第3者の修理事業者に修理をお願いするしかないです。
なお、ランプが点灯しているエリアが主電源ボタンなのでそこを短く推せば、テレビが点灯し、長く推せばアップデート機能が始まります。
まずは主電源ボタンを短く推してテレビが付くかどうかを確認をしましょう。
無事テレビが付いた場合、初期設定を行えば、問題なくテレビがを使用可能です。
電源ボタンが点灯しない場合サポートに電話して対処を仰ぐとよいです。
TCLのテレビをシャットダウンする方法
TCLのテレビをシャットダウンする方法は実はテレビ側の異常なのです。
このシャットダウンという表示が出た場合、テレビの内部が異常を起こしていてあまり良い状態ではなくなっています。
その為、このケースにおいては、シャットダウンをする方法とは、故障したテレビをいかに安全に切るかどうかになります。
「シャットダウンをしますか」というアナウンスがテレビ画面上に出た場合、速やかにそれに従いテレビを切ります。
なお、この問題の解決方法ですが、アップデートを行えば改善することもあれば、改善しないケースもあります。
一度サポートに連絡をしたうえでテレビを販売している事業者から技術者の派遣を受けて問題の解決を図ってもらうか、テレビ自体を諦めて別のテレビを使用するという方法で解決するしかありません。
なお、自分からシャットダウンをテレビでできるかどうかですが、これは物理的に内部の機械に何か細工をしないと異常な動作にならないため恐らく不可能です。
シャットダウンはあくまでテレビが異常動作をしている状況の中でも安全にテレビの電源を切ることができるというだけでこいに起こしてはいけない物です。
シャットダウンの選択はリモコンから行うため、電源ボタンでの操作ではなくリモコンの矢印にて決定を行えばシャットダウンを行います。
面倒な場合は、以下の方法で確認すれば良いです。
- 電源コンセントを抜いた後、1分程度放置してから電源ランプが完全に消え去ってから再度電源を入れる
- テレビの電源をリモコンから切った際に「シャットダウン」と出るか出ないかを確認する
この時、シャットダウンと出れば残念ながらTCLのテレビは異常を起こしており修理を必要とします。
なので恐らくアップデートをしても改善はしないと思われます。
TCLのテレビを再起動する方法
TCLのテレビを再起動する方法です。
- 本体の電源が切れた状態でかつ電源ランプだけが点灯している際に電源を抜いて1分間放置
- 電源ケーブルを接続して再度テレビの本体側の電源ボタンを押す
再起動において注意すべく点
再起動はあくまでテレビ側が異常動作を起こした際、その異常動作を自己診断して治すだけの行為になるため、必ずしも再起動すれば元通りの動作になることを保証しているわけではないことです。
つまり、テレビがすでにおかしい動作をしていて、電源を抜いて完全にテレビから静電気などの電力が抜け落ちても異常動作をするケースもあり、内部のコンピューターが壊れている場合、再起動をしても全く効果は無いです。
再起動で効果があるのは
テレビが固まったり、音声が正常ではなかったり、ネットワーク通信による動画が異常を起こしている場合などには、一度電源を落としてコンセントを抜く再起動しかないです。
無論この時に、ルーター側の電源も切ったうえでTCLテレビに接続しているルーターケーブルも外しておくとなお再起動時に異常動作の解決が可能となります。
万が一電源が入っていた場合、テレビ側にルーター側の電力が伝わりますので異常動作を起こす結果となりあまり望ましい結果になります。
できるだけ再起動を望む場合、テレビ側にはハードディスクやネットワークケーブルなど電力を貯めこむものは外しておくとよいでしょう。
まとめ
TCLのテレビは実は説明書に乗ってないトラブルも多くあり、再起動を必要とするケースの他、シャットダウンとは何かなどの問題があります。
シャットダウンについてはテレビの異常になりますのでもはやどうしようもなく、一度電源を取り外して放置し静電気を取り除いて動作させて異常を起こすのであれば、残念ですが修理をするしか対処する方法はありません。
また、このテレビシリーズは、自らの異常を診断する機能がないため、一応動作しますがシャットダウンと出た場合、どこかが異常を起こしていますのでシャットダウンと出た場合、保証期間内であればメーカーに対応してもらうのが良いでしょう。
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