七夕の別の言い方は?なぜ『たなばた』と呼ぶようになったのか?

天の川で織姫と彦星が年に一度だけ会うのを許されているという七夕の日。

現在では七夕(たなばた)と言われていますが、中国由来の七夕を元々は『しちせき』と呼んでいました。
時代の流れと共に『たなばた』になったようです。

本記事では
・七夕を『しちせき』から『たなばた』と呼ぶようになった理由

なぜ呼び方が『しちせき』から『たなばた』になったのか、七夕の文化が他の国にもあるのかをご紹介します。

七夕の別の読み方は『しちせき』

中国由来の七夕ですが元々は『しちせき』と呼んでいました。
なぜ『しちせき』と呼ばれていたのでしょうか。

七夕を『しちせき』と呼ぶのは、この日を五節句の一つとした時の読み方です。

五節句とは、日本の代表的な四季を彩る節句のことを言います。

<五節句>
正月7日は人日(じんじつ)、3月3日は上巳(じょうし)、5月5日は端午(たんご)、7月7日は七夕(しちせき)、9月9日は重陽(ちょうよう)
ではなぜ、この『しちせき』という呼び方が『たなばた』に変わったのでしょうか。

 

なぜ現在の七夕(たなばた)という言い方に変わったのか?由来は?

七夕ははるか昔、奈良時代(710年~794年)に宮中行事として行われていました。

しかし、691年の持統天皇の頃から行われていたとも言われています。
その頃、中国から伝わった「牽牛星(けんぎゅうせい)」と「織女星(しょくじょせい)」の星まつり伝説と、日本古来の「棚機つ女(たなばたつめ)」の伝説が融合されて、七夕(たなばた)という言い方に定着しました。

そして、七夕(たなばた)が江戸時代(1603年~1868年)に五節句の一つとなると、全国の庶民にも広まっていったそうです。

 

七夕は外国語ではなんと言う?ベトナム語やフランス語は?

七夕は外国語ではなんと言うのでしょうか。
世界の読み方を調べてみましたので、ご紹介します。

・英語・フランス語・イタリア語・スペイン語
Tanabata(タナバタ)
七夕は西洋にはない文化のようです。

・ベトナム語
Thất Tịch(タッティック)
ベトナムにも七夕はあります。
東は韓国や日本に、西(南)はベトナムに広まったそうです。

・韓国語
칠석(チルソク)

七夕は、中国、韓国や日本のアジアの一部の国々の風習なので、英語圏の人たちにはほとんど知られていないんですね。

 

七夕の意味や文化は外国にもある?

七夕の行事がある国は、日本とその意味や文化は異なるのでしょうか。
調べてみましたのでご紹介します。

 

・日本の七夕の意味や文化について

7月7日の夜に、願いごとを書いた短冊や飾りを笹の葉に飾って、星にお祈りをする習慣が今も残っています。
子供の頃はたくさんの短冊を飾って、織姫と彦星にお願いごとをしたのではないでしょうか。

・七夕の文化がある国

台湾
「恋人たちの日」と言われ、恋人たちが特別な時間を過ごす日だそうです。

韓国
雨が降ると2人が出会えてうれし涙を流していると言われているので、雨を願うそうです。

ベトナム
織姫と彦星のためにカラスが羽を重ねて道を作ってくれるそうです。

昔、中国から伝わったとされる七夕あ、世界で様々な形で文化として根付いているんですね。

 

まとめ

 

七夕を『しちせき』から『たなばた』と呼ぶようになった理由と、七夕が世界にも文化としてあるのかどうかをご紹介しました。

・中国から伝わった星まつり伝説と、日本古来の「棚機つ女(たなばたつめ)」の伝説が融合されて、七夕(たなばた)という言い方になった。
・中国から東は韓国や日本に、西(南)はベトナムに広まった。

小さな頃から願いを込めて短冊を笹の葉に飾った七夕は、世界でも色んな形で根付いています。

昔にタイムスリップして『しちせき』に思いをはせれば、いつもと違った七夕を過ごせるかもしれませんよ。