ホットクックについて、年代別に性能差および、内部構造の違いについて解説をしていきます。
実はホットクックは、旧式と新型においては、機能および、内部構造自体が異なる物があります。
たとえば、2017年生の初期型は、内部構造の鍋が実はステンレスでして、焦げ付いてしまうという問題を秘めていました。
ですが、2020年式のホットクックからは、内部構造の鍋がステンレスからフッ素コーティングした鍋に変化するなどの違いがあり、構造自体が変化しています。
ここではそんな構造の変化とともに機能自体の変化について解説をしていきます。
なお、最新モデルについては、かき混ぜる速度を2倍にすることで出来上がりを早くするという機能があり、これについても解説をいたします。
ホットクックの旧型と新型の違いを徹底比較
ホットクックは、超初期型と旧型、新型がありまして、2015年式のホットクックは、実は、レシピ対応においては、たったの85種類になり、アップデートによる対応レシピの増加機能というものはありません。
超初期型は、KN-HT99Aシリーズで、内容量は1.6リットルになります。
ここから新しく登場したのが2017年式のアップデート機能を持つWi-Fi対応のホットクックです。
Wi-Fi対応のホットクックの特徴は、レシピ数が、Wi-Fiを経由すれば、130個近い自動調理を可能とするメニューが利用できる点です。
そして2017年度式は、煮詰める機能はまだ存在しておらず、内部の窯鍋もステンレスという金属性の鍋になり焦げ付きが起きるという問題がありました。
また、この当時の自動かき混ぜ機能は倍速機能がないので、泡立てるという作業はまだできません。
ここから時代が進むと、新型が登場し、2020年においては、Wi-Fiを搭載している点は同じで、煮詰める機能が搭載されたうえで、自動かき混ぜ機能が倍速となり、卵などを泡立たせることができるように改良されたのです。
そして大きな変化としては、窯鍋が変化してまして、窯鍋が2020年モデルは焦げ付かないフッ素コーティング性の窯鍋に変化することで焦げ付かない全自動調理機となりました。
また、最新式は、余熱温度を細かく設定できる機能があり、超初期型は、この機能を持たず、余熱温度を自由に選ぶということはできません。
ホットクックの新型と2019年の違いを比較した
ホットクックの新型ですが、新型は2021年のシリーズになり、2019年シリーズと大きく異なるのは、かき混ぜ機能が2倍速になっている点、付属品から、保存用の専用豚が無くなっている点です。
まず、かき混ぜ機能の倍速かですが、これは2倍の速度で混ぜることができるようになったため、クリームとか卵を泡立たせることが可能となり、レシピにもかきまぜたことで出来る料理が追加されました。
そして保存用の蓋が無くなった理由ですが、これは、保存時の温度調整を自由に設定できることから、保存用の蓋が無くなり、電子炊飯器のように食べ物を自由に保存できる改良がなされたと予想します。
ちなみに2019年生の商品も一応自由に保存時の温度が設定できたため、おそらくですが、2021年式の最新モデルは保存用の蓋が2019年式の時期において不要だと判断したがゆえ、付属品として装備していないと予想します。
両者のカラーバリエーションは同じで、レッドとホワイトの2種のカラーバリエーションになりますので、カラーバリエーションについては両者新型と2019年度政は全く同じであると言えます。
後は、窯がステンレスなのが2019年になり、最新モデルは、窯がステンレスからフッ素加工樹脂のステンレスモデルの窯に変更されているので恐らく焦げ付きに対する対策をしていると予想されます。
なお、大きさについては、新型のほうが大きいので大きさも異なりますが、機能性においては、新型が一番高性能です。
ホットクックの新型と2021年の違いを比較した
最新型のホットクックについてですが、ホットクックの最新モデルは、2021年9月の製品になり2022年は実はまだ、最新モデルというものは登場していません。
なので、比較することはできません。
よって、最新型は、2021年生としたうえで、旧シリーズと比較をしてよいのであれば、ホットクックは実は超初期型というKN-HT99Aについては、実はマイコン制御です。
マイコンについては、電子制御が簡素なもので、あらかじめ決められた動作をすることで料理が出来上がるというものです。
そのため、超旧型は、ホットクック内部にあるセンサーがあらかじめ与えられた値を示すとその値から、どのように材料に熱を加えていくかということしかできず、対応できる料理の数が少なかったのです。
しかも、食材ごとに熱の通りを事細かく調整するということができなかったがゆえ、対応料理レシピの数も少なかったわけです。
一方、時代が進むと2021年式の最新モデルにおいてはアップデートすることで調理可能なレシピを増やすという機能が付与され、これは、マイコン制御からAI制御に変更したことで柔軟性を調理器具が持ったがゆえ、内部の材料を判断して調理できるようになった賜物です。
ホットクックの最新モデルは、超初期型と比較した場合、内部の制御方式自体が異なり、性能差が目に見えて出ているのです。
よって、超初期型は、他85レシピですが、新型は、130以上もの自動調理に対応しています。
まとめ
ホットクックについては、超初期型と言われているタイプは、自動調理で対応できる料理の数は85種類になります。
一方、新型になると、かき混ぜ機能が強化され、泡立たせるという機能が料理に生かすことができレシピ数も130種類とかなり豊富になりました。
そのうえで、ホットクックの弱点だったこびりつきという問題に対応したのが、2019年以降のモデルで、2019年以降は、内部の窯がフッ素の金属に置き換わりこびりつきを抑えるよう努力をしたつくりになっています。
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